合同会社設立 

合同会社(LLC)とは

合同会社は、2006年の会社法改正によって新たに設置された会社の一種です。元々は、欧米の会社形態であり、Limited Liability Company(有限責任会社)の頭文字をとって、LLCと呼ばれています。日本でも合同会社は増加傾向にありますので、最近では認知度も上がってきました。そこで今回は、合同会社についての基本事項をご説明します。

 

年々増加する合同会社

平成29年の合同会社の設立登記の件数は、27,442件で、前年と比較すると3,498件増加しています。(前年比14.6%)過去6年間でみても、合同会社の数は年々増加していることがわかります。

 

 

株式会社と合同会社の比較

合同会社は、株式会社と同じ営利法人であり、基本的には株式会社と異なる扱いを受けることはありません。株式会社と同様、1人以上・資本金1円以上で設立することができます。株式会社と合同会社を比較した場合、次のようなメリットがあります。

1.設立費用が安い

株式会社の設立にかかる費用が約24万円であるのに対し、合同会社の設立費用は約6万円です。

(行政書士等に依頼した場合の報酬は除く)

2.公証役場での定款認証が不要

株式会社や他の法人の場合、公証役場での定款認証が必要ですが、合同会社の場合は不要です。

3.定款に記載できる内容の自由度が高い

株式会社においては、法律によって厳格に機関設計のルールが定まっていますが、合同会社は実情に合わせて柔軟に組織を構築することができます。

4.役員任期の定めがない

株式会社は、役員任期が法律で定められており、任期が満了すると再任等の登記手続きが必要です。一方、合同会社は役員の任期が定められていないので、定款において特別に定めない限り、役員の任期の定めはありません。

 

このように、合同会社には様々なメリットがあり、安価に、小規模で自由に会社を作りたい方にはおすすめの形態です。ただし、株式会社と比べると知名度が低いため、社会的な信用度でいえばまだまだ株式会社には及びません。また、合同会社の代表は「代表取締役」ではなく「代表社員」ですので、代表取締役という肩書にこだわりたい方は、株式会社を設立するのがよいでしょう。

 

合同会社を設立する前に覚えておきたい基礎知識

よく考えてみたらこれってどうするの?といった、合同会社を設立する前に覚えておきたい基礎知識をご紹介します。

合同会社の略

略式で表記する場合、株式会社は(株)と表記しますが、合同会社の場合は次のように表記します。

<株式会社の場合>

(株)○○○○ , △△△△(株)

<合同会社の場合>

(同)○○○○ , △△△△(同)

また、銀行などでフリガナをカタカナ表記するときは、下記のように表記します。

<株式会社の場合>

カ)〇〇○○ , △△△△(カ

<合同会社の場合>

ド)○○〇〇 , 〇〇〇〇(ド

なぜ、(合)や ゴ)ではなく、(同)、ド)を使用するのでしょうか。

その理由は、合資会社や合名会社といった、「合」を使用した会社が他にもあるからです。少し見慣れない表記かもしれませんが、合同会社を設立する際には必要な基礎知識ですので、覚えておくと便利ですよ。

株式会社・合同会社の料金についてはこちら

ご依頼・ご相談はこちら

ページ上部へ戻る